電気式床暖工事の続き。。。

 

昨日から始まりました「電気式床暖設置工事」の続きです。

 

今日は例の電気式床暖の部材を、設置した箇所を中心に撮ってみました。

 

「フリーほっと」って書いてあるのが電気式床暖房機器です。

 

1枚目で張り始めてますが、この床暖の上にフローリングを施工していきます。

 

もちろん、一般の直貼り用では無く、床暖対応のフローリングです。

 

 

※この先の文章は、床暖を使用しておられる方には、もしかすると気に障る文章で

あるかもしれません。皆様に予め先にお詫び申し上げます。

 

 

この床暖対応のフローリングですが気を付けないといけない点があります。

 

床暖の設置されたところのフローリングの上にカーペットやラグ等を

 

敷かれる方がおられます。ダイニングテーブルの下にラグなどを

 

敷きたいと思われる気持ちは、個人的には理解できるのですが。。。

 

フローリングメーカー各社から、仕様上の注意として

 

「フローリングの上に保温性のある商品を設置しないでください！」

 

等の類似文言が記載されております。

 

基本的にメーカー製の床暖対応フローリングは合板仕様なので、補償対象外の

 

保温性のあるカーペット・ラグ等を敷設してもある程度の温度になるまで

 

反ったり変色したりといった問題点が、出てくるのは比較的少ないです。

 

それに比べ気を付けないといけないのは、無垢材で床暖対応をうたっている商品です。

 

無垢のフローリング材は、いわゆる天然の木材ですので普通に施工しても

 

反ったり捻ったりする性質の商品です。これが床暖対応品と言っても天然木材の

 

含水率を極力減らし、フローリング材として加工しているだけですので

 

工場で作られた商品（薄い木材を計画的に接着剤で積層する合板）とは異なり

 

どうしても限界値が低いです。

 

過去に「床暖+無垢材（床暖対応）+ラグ等」で何度か補修に数回行った事が御座います。

 

問題が発生する方の大半が何かしらの敷物を、床暖の上部にカーペットやラグ等の

 

熱が籠る材質を設置しておられました。

 

この現場のお施主様にもお伝えしようと思っておりますが、床暖をお使いの方は

 

是非、床暖の上には保温性のあるものを置かないようにお願い致します。

 

 

閲覧頂きありがとうございます。