分譲マンションにも無垢フローリングを！！

10月下旬より工事を進めておりますシャルム野中南公園で、

 

天井と壁の造作（大工工事）がひと段落しましたので、

 

床面に着手し始めました。

 

分譲マンションでは、基本的に1階を除く上階では

 

下階の方への音の配慮から「L-45（下記にて説明）」以上の指定が多いです。

 

メーカー製のフローリング（L-45）は、厚みの半分ぐらいが合板+仕上材。

 

下半分がクッション材（マットやスポンジのような材質）で構成されています。

 

もし、興味がお有りでしたらホームセンターに足を運んでみてください。

 

お店によっては、梱包なしの1枚単位で販売していたりしますので、

 

詳しくご覧になることが出来ると思います。

 

今回使用する床材は、メーカー品ではなくエコロキア様の無垢フローリングです。

 

メーカー品のようにクッション材はついておりません。

 

このまま施工すれば遮音性能は無く、下階に音が駄々洩れです。

 

そこで、無垢フローリングを遮音規制の有る分譲マンションで使うには、

 

これまたエコロキア様にご用意して頂きました「L-45」取得の遮音マットを

 

スラブの上に敷詰めることにより、メーカー製と同等以上の遮音性能を

 

有することが出来ます。そして施工の流れとしては写真のように、

 

遮音マットの上に合板を敷詰め、この上に無垢フローリングを設置します。

 

今日の作業は、フローリングを貼る手前までの作業でした。

 

また、現場の状況が進んだら皆様にご報告させて頂きたいと思います。

 

閲覧頂きありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

※遮音性能のハナシ

 

「L-45」とは、木質直貼り床材の遮音等級の事を差します。

 

”L-”は次の2つを差しています。

 

・”LL-”は軽量の衝撃音、コップを落としたり椅子の引く音のような音。

・”LH-”は重量の衝撃音、床の上で飛んだり跳ねたりしたときの音。

 

”LH-”の方は、構造（コンクリート造等）が大きく左右するので、

 

仕上げ材では、基本的にLL-の事を差して言います。

 

現在は「L-45」と、更にその上の遮音性能の「L-40」があります。

 

数字は、小さい方がより高い遮音性を持っています。

 

 

殆どの分譲マンションでは「L-45」で指定されておりますが、

 

高級なマンションや、過去に色々と音の面でトラブルが発生した物件では

 

管理組合にて「L-40」を指定しているマンションも散見されます。

 

 

分譲マンションにお住まいで、メーカー製のフローリングでは無く

 

木の温もりを肌から感じられる、無垢フローリングの導入をお考えの皆様、

 

エコロキア様の遮音マットは、かなり優秀です。

 

一度ご検討されては如何でしょうか？

 

 

エコロキア　HP　：　https://ecoloquia.com/