フローリング（無垢）にワックスはやめましょう。

７月５日

 

体調不良から復帰したので、事務所の片づけをすることにした。

 

不用な物も併せて処理をすると、袋６個分も出てきた。

 

消耗品を心配なので多めに買ったらその後使わなくなって、消費期限が来てしまう事コーキングや

 

封を開け使用し、その後キャップを閉めているのだが中で固まっている接着剤。

 

常時使うコーキング（ホワイト、クリア、グレー、アイボリー）はどんどん新陳代謝されるのだが、

 

ブラックなど癖が強い色は期限を迎えやすい。

 

屋根の補修時に購入するのだが、屋根に上がると足らず分を下まで降りて買いに走るのが

 

億劫でタイムロスになるので、ついつい多めに買ってしまい余らせてしまう。

 

ごみ処理をするときに反省はするのだが、なかなか改善できていない。改善しようとお思う。

 

 

さて、本題に戻ろう。

 

ごみ処理後、エコロキアの正木君のところへ、仕事復帰の挨拶がてらアポ無しで伺った。

 

「丁度いいところに来た。今から現調（現地調査）行くけど時間ある？」

 

病み上がりということも有り、予定は入れていない。

 

”OK”と二つ返事で答えた。

 

が、行先は聞いていない。どこなんだろうか？

 

こっちの不安を感じ取ったのか「逆瀬川の付近」と告げられた。

 

彼はさらっと「尾道（広島県）」とか言い出すので不安だったが、杞憂の終わった。

 

さて、現地はおおきなマンションだった。そして1～5棟が連なっていた。

 

まるでダンジョン。迷宮を彷徨っていると偶然たどり着いた。

 

というか依頼主様が、玄関の前で我々を待ってくれていた。

 

玄関に通され、リビングへとつながる廊下が目に入る。

 

綺麗な床なのに何か違和感を感じる。原因はワックスの塗りムラだった。

 

ご主人さんが施工されたということ。

 

使ったのは、リンレイのワックス。システムフロアーやクッションフロア等に

 

用いられる商品。私もそのような床材の時は、お世話になっているワックス。

 

しかし今回は複合フローリングですが、表面は無垢のフローリング材。

 

新品時からウレタン塗装仕上げではあるので、ワックスというのも

 

あながち間違いではないのですが、ツヤ無しワックスでもツヤは出ます。

 

そして、乾燥が早いので刷毛ムラが出やすいです。

 

感じた違和感はこの塗りムラとテカリの濃淡でした。

 

正木君曰くワックスリムーバーを使うとオーク材のタンニンが反応して

 

黒ずんでしまうとの事。

 

仕方ないので、表面を削りワックスを除去してから、オイルを塗装するとの事。

 

奥様は「主人と相談します」と言って現在、ご検討中。

 

もし施工することになったら、また報告させて頂きます。