古いマンションに愛の手を

2023/07/06

 

本日は、昭和52年築のマンションにお伺いしました。

 

西宮市鳴尾駅近の物件。なかなか、年季が入っております。

 

ですが、日当たりも良く室内もオーナー様が

 

長年色々と手を加えて、今の方にも好まれる様に

 

室なのアップデートをしている事を感じました。

 

そのマンションの管理会社が変わることになり、

 

その新管理会社の方に同行して、以前の管理会社が

 

施工されたリフォーム内容を見学させて頂きました。

 

限られた室内寸法と予算で色々と試行錯誤を

 

されたのだろうと、思い偲ばれます。

 

新築でしたら白紙から図面を描けますので

 

したい事、やりたい事、思いを全面に出して

 

作り上げる事が出来るでしょう。

 

もちろん、予算と寸法に限界は有ると思いますが、

 

室内設計の自由度は、かなり広いと思います。

 

ところが、リフォーム・リノベーションとなると

 

その自由度がぐっと狭くなります。

 

電気・ガス・水道いわゆるライフラインですが、

 

水道の排水以外はある程度自由が効きます。

 

電気は、配線があれば通電します。

 

ガスも、ガス管が通れば問題無く移設可能です。

 

特に最近は、昔のいわゆる白管と称される管だけでなく、

 

フレキのガス管が有りますので、自由度が有ります。

 

給水・給湯についても水圧がかかっておりますので、

 

天井裏にまで上げてからその場所まで移設する事も

 

可能です。

 

ですが、排水だけは違います。圧がかかっていません。

 

自重落下、重力に従って流れていくだけです。

 

天井裏に持っていくなんて、基本的に無理です。

 

まぁ、”ポンプアップ”をすればできますが。。。

 

地下室でもない限り、使う事は無いと思います。

 

今回のお部屋は3階。ポンプアップは無いですね。

 

機械代、電気代がかかり、勿体ないですからね。

 

さて、この物件。管理会社の情報によれば、

 

24㎡との事、最近の1ルーム（1K)と同じぐらいで

 

2Kとなっております。

 

これをどのような間取りに料理するか、

 

腕の見せ所と言えるでしょう。

 

また、間取り図面が出来次第、

 

皆さんにご報告させて頂きたいと思います。

 

ではまた。